Bettermaker

マスタリングアウトボードデベロッパー、Bettermakerを運営するAddicted to Music社は、2004年にポーランド、ワルシャワのレコーディング、ミキシングスタジオとして設立され、ハードウェアの開発/供給を行う何年も前から国際的な音楽レコーディングのセンスに深く投じていました。これは科学者達が集まって作られた会社ではなく、みなさんと同じように音楽と共に生きて、食べて、息をしているエンジニアによって経営されている会社であることを表しています。何が良い音なのかを知っており、また完璧なテイクを捉えるためにガラスの両面に何が必要であるか、何がもっとも迅速な手立てであるかを知っています。

デジタルコントロールのアナログ技術の研究開発から成り立つ、比類なきフレキシビリティ、使い勝手、ソフトウェアプラグインによるインスタントなリコール能力、ハイ・フィデリティのアナログプロセッシングを有するBettermakerは、完璧なトラックのその先、“MAKE IT BETTER”にたどり着くためのハイブリッドオーディオ製品を供給しています。



Philosophy

Bettermakerの製品は、アナログが持つ最大限の柔軟性を保ちながら、絶対リコールの再現性と作業の継続性を確保できるよう設計されています。私たちは、ソフトウェアプラグインの強みはそのサウンドではなく、さまざまな設定を素早く試聴できることであることに気がつきました。プラグインによってより速く、より良い情報に基づいた選択肢を得られるようになり、(時には大きく異なる)設定間を瞬時に行き来できる能力のおかげで、私たちは、目標の音を明確に把握し、使用する最良の設定に対し迅速に意思決定を行うことができます。しかし同時に私たちはデジタルプラグインと比較した際のアナログギアの音質の優位性を認識しています。数え切れないほどのシュートアウトを行っても、常にアナログは勝ちました。作業スピード以上にサウンドクオリティの結果に趣を置くようになると、エンジニアは時間が掛かっても完璧なアナログチェーンを組むことに多くの時間を費やします。なぜならば、その方が、音が良いからです。

トラディショナルなアナログの世界では、ノブやボタンを調整したり、これをリセットしたりする設定間に生じる時間が最良の選択を歪曲させることがありました。リスニング時間よりノブの調整やそのリカバーに多くの時間が費やされてしまうのです。また以前は非常に高価な部品を用意しなければ、機械の分解能が限られていた為に粗い調整しかできませんでした。簡単ではない状況ではありましたが、それでもアナログギアの忠実度、開放性、デプスには常に価値がありました。長年にわたるデジタルアルゴリズムの進歩を経ても、昔ながらのアナログアウトボードはより優れたサウンドを常に発揮します。これらを念頭に、アナログとデジタル両方の世界での最高のハイブリッドのマスタリング機器を創造するというゴールを定めました。作業の継続性、優れた解像度、デジタルプラグインの再現性を併せ持つクラシックデザインをベースにした本物のアナログプロセッサーです。

Bettermakerの製品は、従来の伝統的な手法に最新のコンポーネントと設計方法を織り込むことで、今日のレコーディングに必要なトランジェント特性と低ノイズフロアを維持しています。可能な限りオーバースペックなコンポーネントを選別し、トラブルフリーなオペレーションと長い製品寿命を約束します。そして最も重要なこと、Bettermakerの機器は、リスニングテストを幾度も繰り返して開発されています。

Bettermakerの製品は、国際規格に基づいて設計されており、適切な主電源が利用できるあらゆる場所で完全に機能します。これには、スタジオ、ポストポロダクション、ステージの設備から、オンロケーション、フェスティバルなどの一時的なオーディオソリューションまでが含まれますが、これらに限定されるわけではありません。Bettermakerのリコール機能は迅速な再設定に優れ、ステージ間を行き来するフェスのような場面にも最適です。このユニットの驚くほど迅速なリコール機能と柔軟性に慣れれば、プロフェッショナル・ワークフローにおける新しい用途を見つけることができることでしょう。