LEARN - Nadine
Ear Trumpet Labs / Nadine USER 中村恭士
グルーヴを深める想像力豊かなベースラインでニューヨークのファーストコール・ベーシストのポジションを獲得しているトップ・アコースティックベースプレーヤー、中村恭士氏は、Ear Trumpet Labs / Nadine ユーザーです。新作『HOMETOWN』のリリースに合わせてリーダートリオで来日した南青山Body&Soul、東京公演にて話を伺いました。
昨年、ロシア・ツアーから帰国した後のリンカーンセンターで使い始めて非常に印象が良かった。スティーヴ・ミラーのJAZZプロジェクトにも参加しているんですけど、そこで使っても同じく良かったので、SMOKEや DIZZYSでの自分のライブでも使うようになりました。アコースティックベースの生音がそのまま大きくなったような印象で最高ですね。
ピックアップは、B&C Acousticのものを使っていて、これとNadineを混ぜながら使っています。ベースアンプには、ピックアップの信号だけを入れていて、PAには、ピックアップとマイクの回線をそれぞれ送りサウンドマンに任せています。外音やモニターにNadineの音が出ていると、暖かい音で振動が返ってくる。演奏には、音量より音を感じれることの方が重要なんです。Nadineは、よい意味で周りの音も拾ってくれるのでサウンドマン達からの評判も良いですね。ニューヨークでは、クリスチャン(マクブライド)も使い始めましたし、使っていると、このマイクあれだよね、と声を掛けられることもあります。綺麗な上に重量感があるというか、生音が持っている感じが得られるのでツアーに連れて行っては広めていますよ。
中村恭士
http://www.yasushinakamura.com/
ヤスシ・ナカムラ 2nd Album『HOMETOWN』
Yasushi Nakamura / 中村恭士: bass
Lawrence Fields / ローレンス・フィールズ: piano
Clarence Penn / クラレンス・ペン: drums
http://www.jazz-sawano.com/products_465-0-2.html