これまで使用してきたどんなオリジナルFairchildよりも、遥かにオープンでクリーンなサウンド持っている。レースでは新しいものが勝つのは当然だし、誤解しないでほしいのは、僕はFairchild 670を愛しているということ。670は、およそ60歳になる機器もかかわらず、よく整備されている個体は、未だ解き放たれた獣の様です。けれども、AT-101に優先して向き合える670を僕は未だ一度も聴いたことがない。- Miles Showell (マスタリングエンジニア – アビーロードスタジオ)

最も正直で正確な670のリプロダクションは、Analoguetube AT-101と言わざるを得ないね。- Sylvia Massy (プロデューサー、エンジニア、アーティスト)

Analoguetube AT-101は、通すだけでパーティーに何かを起こしてくれるんだ。- Ronan Chris Murphy (プロデューサー、ミキサー、アーティスト)

AT-101を手に入れてから、瞬時にお気に入りの機材になった。もう2台目を考えているところさ - Paul Svenre (エンジニア)

情報を抑制したり、欠如させたりしない。単純だよ、最高。- Stephen Marsh(Marsh Mastering)

特別なギアであるとしか言えないし、疑いの余地はないね。- Tom Elmhirst (アデル、エイミーワインハウス、ベック、デビット・ボウイ)

毎日、AT-101を使えることが幸せなんだ。ボーカルのトラッキングから、ステレオバスコンプでの使用まで、AT-101は信号を変えずに驚異的な効果を発揮してくれる。ボトムエンドはヤバいよ。ボーカル、ギタートラックを最高にクリーミーなサウンドにしてくれるし、全体のミックスの接着剤にもなってくれる。最高、愛してる。- Daniel Lynn - Engineer (Ward Archer Studios)

ようやくAT-101のオーナーになれて嬉しいよ。ボーカルには全部使ってるし、ほとんどのオーバーダブにも使ってる。有名な曲のドラム録音にも使っているよ。- Kevin Shields (マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、プライマル・スクリーム、パティ・スミス)

通すことで起きる現象は芸術の域だ。スムースなローエンドとオールドファッションの要素が、新鮮さと現代的な透明性に完璧に組み合わさる。- Wes Maebe (レコーディング、ミキシング、マスタリング、ライブサウンドエンジニア)

Fairchild670を踏まえた絶対的に素晴らしいモノだよ、これは。グレイトジョブ! - Rafa Sardina (プロデューサー、ミキサー、エンジニア)

Analoguetube AT-101は、風化することのない正真正銘のエンジニアリングが作りあげた本物の逸品。- Bobby Macintyre (studio 71 records)

これまでに買ったものの中で最高のアナログ機器。僕は自分の素材しか録音しないけど、アイデンティティのあるサウンドを送り出すことはとても重要。メディアで音楽の仕事をすると、多様な音楽ジャンルを作曲することになるけど、すべてにAT-101を使っている。コンプレッションをしなくても単純に音を通してデジタル変換をするだけで良いので、自分のサウンドの中心です。ここ数年、AT-101を所有するようになってから、他の作曲家達が、AT-101がどれほど音楽的なのかを聞いてきて、必ず彼らのミックスにもこれを通すのかと聞いてきます。もちろん答えはYESです。- Barrie Gledden (BBC, Disney, Nintendo, Warner Brothers)

数ヶ月に渡り広範囲に使っていますが、確かにこれは670の忠実なリプロダクションです。製造品質と細部に渡る配慮は、強迫観念的であるとさえ言え、”50年前の設計”から想像されるような厄介なランダムの要素は一切ありません。サウンドや信頼性に矛盾がなく、実際のところベースとなっている機器よりも良い。良いものを手にいれる、それがすべてです。Verve の新作、『Forth』のギターをはじめ、様々のプロジェクトのドラム、ミックスバスに使用しています。それぞれのリリース設定は、どんなアプリケーションに対しても音楽的で、AT-101は、何を通しても最高のサウンドにしてしまう。- Chris Potter (プロデューサー、ミキサー)

僕のレコーディング、ミキシングプロセスで、AT-101よりも“かけがえのないもの”なんてない。- Michele Canova Iorfida (プロデューサー、アレンジャー、ソングライター、エンジニア)

『Tron』のドラム、パーカッション、ボーカル、ベースにAT-101を使っているよ。音は太く、フォーカスは良い。そしてヘッドルームは無限だ。素晴らしい仕事だよ!Alan Mayerson (フィルムスコアリングミキサー)

AT-101は、どんなソースにも対応する究極のミックスバスリミッターの夢を実現してる。この中毒性は、オリジナル670のコンセプトが現実になったものだね。Barry Rudolph (レコーディングエンジニア)

この美しさは、偉大な演奏をレコードにプレスする際、最高の手段になるだろう。もうウィッシュリストに入れたし、近日導入することになるね。- Kerry Brown (プロデューサー、映画サウンドトラックプロデューサー、作曲家、演奏家)

AT 101は、モダンヴィンテージのキラーサウンドを持つ驚愕のコンプだ。ローエンドのシェイピングが行える上、グラッシーなハイエンドと温かみのあるサウンドを得られる。ベース、ドラム、ボーカルの絶対的なファーストチョイスさ。Kevin Dippold (音楽制作、ソングライター、映画作曲家)

AT-101は、いままで作られた中で最高のコンプレッサーだ。もし誰かこれ以上のものを作れるなら、いますぐにでも買うよ。Masi Isohanni (Studio 57 Finland)

届いた瞬間、恋に落ちた。670を最愛する者達の気持ちがよくわかってる。完璧なツールを作ってくれてありがとう。- Francesco Cameli (プロデューサー、エンジニア)

これなしにヤバイものは作れない。魔法ソースなんだ。- Peter Luts (DJ, リミキサー、プロデューサー)




AT-101/670



AT-101は、伝説のFairchild 670リミッターのオリジナル電気回路をそのまま用いた、美しく自然なサウンドを持つリミッターです。オリジナルFairchild 670と同じコントロール、670で使用されていた50年前の真空管タイプを置き換えるために新たに開発された新世代の6386リモート・カットオフ・トライオード管、そしてトランスフォーマー、これらのすべてがオリジナルのパーツで構成されています。この“ゲイン・クラッシュ・コンプレッサー”のユニークな特徴は、どんなタイプの楽器であってもそのサウンドに深み、奥行き、明瞭さを付加しながらも音を前に立たせ、太く、大きくさせることができます。これを自然に行えるコンプレッサーは、音楽スタジオに不可欠なツールです。AT-101リミッターは、長寿命耐性のあるオリジナルの真空管と現代に存在する非誘導性部品によって構成される非常に優れた製品です。全てのユニットはオリジナルと同様の高品質なコンポーネントで一台ずつハンドメイド生産されます。

主な仕様

オリジナルの補完性真空管
徹底採用の完全トランス・バランスのオーディオ・パス
新開発の6386トライオード真空管
徹底採用の5 &12 ワットの無誘導性ワイヤー・ワウンドのオーディオ・パス
徹底採用のオリジナル無誘導性ポッド
バイパス・スイッチ・コントロール
ステレオ・リンク・スイッチ
オリジナル・アノード・サプライ
オリジナルCVTヒーター・サプライ
徹底採用のHovland 製Musicap 合成樹脂フィルム・キャパシタ
徹底採用のシルバーマイカ・キャパシタ
徹底採用のフッ素樹脂によるポイント・トゥ・ポイント・ワイアリング
セラミック真空管ソケット
埋め込み型ステレオ・リンク・スイッチ
温度超過エレクトロニクス
Simpson製 電気メーター
トグル、ヒンジ取付のトップパネル
オリジナル・フロント・パネル
新設計のシャーシ・デザイン
大型のコントロール・ノブ
シャーシ備え付けのXLR
徹底採用の特製Sowter製オーディオ・トランス
切り替え式IEC メイン・ソケット
英国製ハンドメイド

価格

製品名:AT-101(エーティーいちまるいち)
メーカー希望小売価格:オープン
実勢価格:お問い合わせください
・受注生産製品
・納期:約6-12ヶ月

標準搭載オプション
LAT/VERT ファンクション(M/S)
トゥルー・バイパス・スイッチ
VCA スタンバイ
NEW 40ステップ/連続可変型 AC スレッショルド・コントロール
※40ステップ、または連続可変型のいずれか選択式
NEW スタンダード/ティルト ハイパス・フィルタ・サイドチェーン
※スタンダード型、ティルト型、または非搭載のいずれか選択式



ハイパス・フィルタ・サイドチェーン オプションNEW



AT-101/670に追加される新開発のオプション、ハイパス・フィルタ・サイドチェーン・オプションは、リミッターが動作し始める信号にサイドチェーン・フィルタを入れることで、コンプレッションの掛かり具合を制御するオプションです。オーダー時にスタンダード/ティルト型のいずれかを選択できます。およそ70年の歳月を経て更新される670の歴史的な機能拡張です。

スタンダードHPF型

トラディショナルなハイパス・フィルタ・サイドチェーンです。シャープなニーを持つHPFフィルタになり、DCスレッショルド位置の影響を受けやすく、パネル上の調整により敏感に動作します。




ティルトHPF型

Baxandallティルト・フィルター搭載のサイドチェーンです。より広い周波数帯域をカバーし、パネル上の調整によりドラマチックな効果を発揮します。








AT-1/660



AT-1は、50/60年代の伝統的な電気技術によるクラシックなモノラル・コンプレッサー/リミッター、Fairchild 660を現代に入手可能な部品で再生産を行なっているモノラル・コンプレッサーです。AT-101よりもリッチなトーン持ち、より多くゲインを稼ぐことができます。バイパス・スイッチ、ディエッサーのためのKEY入力段を標準搭載し、すべての入出力はトランスフォーマー・バランスになっています。ACスレッショルドとゲイン・リダクションのサーキットは切り離し可能で、真空管の入力段のみを通して使うことも可能です。ステレオ・ユニットで使う場合であってもマイクロ秒の単位でアタックタイムが揃います。

AT-1 x2 vs AT- 101

660と670には、トーン、プレゼンス、ゲインにおいて、歴史的かつ技術的な違いがあり、モノラル・モデルであるAT-1/660は、ステレオの670を半分にしたモデルという訳ではありません。ステレオ・モデルのAT-101/670と比較すると、どちらもフィードバック・リミッターではありますが、サイドチェーンの真空管(6L6’s)とパワーサプライの真空管(6BL7)が異なり、信号経路にわずかな違いがあります。また、VCA(6386管)と時定数は同じであるものの、サイドチェーンに異なるトランスと制御出力真空管が使われています。これらの設計上の相違から、AT-1/660は、AT-101/670と比較して、ミッド・レンジでのゲインとプレゼンスに少し異なるトーナリティーを持っています。

2台のAT-1は、サイドチェーンでリンクさせて使うことも、完全に独立させた二つのモノラルユニットとして使うこともできます。ステレオ・リンクさせた場合、個別にパワーサプライを搭載していることで、ステレオ・セパレーションがより明確になります。興味深いことに、リンクさせたAT-1/660でドライブさせたり、コンプレッションさせると、60hz-5khzの周波数レンジに、AT-101/670と同様のわずかなリーケージが発生します。ミッド・レンジは、常に複雑にEQされる帯域であるため、AT-1の深みのあるリッチなキャラクターは、固有の魅力として考えることができます。2台のAT-1には、AT-101と異なるフレキシビリティーとアドバンテージがあります。

主な仕様

オリジナルの補完性真空管
徹底採用の完全トランス・バランスのオーディオ・パス
新開発の6386 トライオード真空管
徹底採用の5 &12 ワットの無誘導性ワイヤー・ワウンドのオーディオ・パス
徹底採用のオリジナル無誘導性ポッド
バイパス・スイッチ・コントロール
ステレオ・リンク・スイッチ
オリジナル・アノード・サプライ
オリジナルCVTヒーター・サプライ
徹底採用のHovland 製Musicap 合成樹脂フィルム・キャパシタ
徹底採用のシルバーマイカ・キャパシタ
徹底採用のポイント・トゥ・ポイントワイアリング
セラミック真空管ソケット
埋め込み型ステレオ・リンク・スイッチ
Simpson製 電気メーター
トグル、ヒンジ取付のトップパネル
オリジナル・フロント・パネル
新設計シャーシ・デザイン
大型コントロール・ノブ
シャーシに備え付けのXLR
徹底採用の特製Sowter製オーディオ・トランス
切り替え式IEC メイン・ソケット
英国製ハンドメイド

外形寸法:343mm x 279mm x 482mm (HDW)
重量:22kg

価格

製品名:AT-1 (エーティーいち)
メーカー希望小売価格:オープン
実勢価格:お問い合わせください
・受注生産製品
・納期:約6-12ヶ月

標準搭載オプション
連続可変型ACスレッショルド・コントロール
サイドチェーン・コンプの為の外部Key入力
ステレオ・リンク・スイッチ
トゥルー・バイパス・スイッチ

有償オプション
NEW 40ステップ・AC スレッショルド・コントロール +130,000円(税別)





ATシリーズ TCセッティング


アタックタイム

200マイクロセカンド:ポジション 1、2、6
400マイクロセカンド:ポジション 3、5
800マイクロセカンド:ポジション 4

リリースタイム

10db リミッティング時
ポジション1:0.3秒
ポジション2:0.8秒
ポジション3:2.0秒
ポジション4:5.0秒
ポジション5:オートファンクション(単独ピークに対して2秒、連続したピークに対して10秒)
ポジション6:オートファンクション(単独ピークに対して0.3秒、連続したピークに対して10秒、持続した高レベルプログラムに対して25秒)




メディア

Sound & Recording Magazine 2018 3月号、New Product Review にて製品レビューが掲載されています。

http://rittor-music.jp/sound/productreview/2018/03/72840